シチズンの名作「アナデジテンプ」鉄道開業150年モデルに込めた鉄道愛がすごい
1号機関車、中央線201系、山手線E235系… いずれ劣らぬ人気車両を模した完全受注モデルが、シチズンコレクション「アナデジテンプ」より登場(3万6300円~3万8500円、消費税込)。鉄道開業150年を記念した特別モデルは鉄道マニアならずとも注目です。
開国直後の日本における人・モノの往来、時間の概念を大きく変えた鉄道輸送
今をさかのぼること150年前、1872(明治5)年に始まった日本の鉄道の歴史。10月14日に新橋および横浜(現桜木町)の停車場で開業式が行われ、翌10月15日からは新橋ー横浜間にて旅客列車の運転をスタート。当時“陸蒸気”とよばれた蒸気機関車は、約29kmにおよぶ道のりを平均時速32km、時間にして50分あまりで結び、猛烈なスピードは多くの人を驚かせた。
この鉄道開業は、以降の国内の人やモノの往来を大きく転換させ、さらには人々の時間に対する概念を大きく変える出来事となった。
そんな鉄道開業から、記念すべき150年という節目の年を迎えるこの秋、シチズンコレクションより鉄道開業150年を記念した特別なモデルが完全受注生産モデルとして登場する。
ベースになっているのは、1980年代の大ヒットモデル“シチズン アナデジテンプ”。近年ではシチズンコレクションの下で展開する“レコードレーベル”シリーズにおいて復刻モデルがリリースされ、新鮮な魅力が世代を超えて人気を集める名品だ。

レトロなデザインに時代を象徴する車両の特徴を満載、“車両鉄”にはたまらない!
まず「JG2135-68E」は、新橋ー横浜間の鉄道開業時にイギリスから輸入された蒸気機関車をモチーフにした“1号機関車”モデル。ブラックをベースにゴールド、レッドをバランスよく配したデザインは、エポックメイキングな名車両にふさわしい風格を漂わせる。
ダイヤル左上の時分針は煙室扉ハンドルをモチーフにしたもので、同じくダイヤル右上には機関車の動輪をイメージしたディスク型の秒針をレイアウト。ダイヤル上部中央に燦然と輝く「1」の数字は車両正面に据えられた形式番号を表すものだ。右下に輝くゴールドの「ANA-DIGI TEMP」プレートは製造銘板をモチーフにしたものだ。
「JG2130-61E」は、1979年よりおよそ30年にわたって活躍した“中央線201系”をモチーフにしたモデル。独特のオレンジバーミリオンカラーは記憶に残っている人も多いのではないだろうか。
左上の時分表示は当時国鉄職員に支給されたスーパーコピー 腕時計“シチズン ホーマー”を、右上の秒表示は運転台のメーターをそれぞれモチーフとしたもの。ダイヤル下部は編成札の白赤・白緑色をイメージした配色とし、「ANA-DIGI TEMP」の銘板はさりげなく側面方向幕をイメージしたフォントを採用している。
最も親しみやすいのが2016年から営業運転を開始した“山手線E235系”をモチーフにした「JG2130-61F」、ウグイス色×ブラックの個性的なドット柄グラデーションは車両を正面から見た姿を再現している。
ダイヤル上部にはヘッドライトをイメージしたデザインを配置し、左上の時分表示は運転台のメーターをモチーフに、右上の秒表示は山手線の路線図から着想を得たものとしている。こちらも「ANA-DIGI TEMP」の銘板フォントは行先表示器をイメージしたデザインとなっている。
いずれのモデルも心臓部には、クロノグラフ機能、アラーム機能、温度計機能を搭載、またデュアルタイム表示などにも対応したクオーツムーブメント“Cal.8989”を採用。車両愛の詰まったデザインは、鉄道マニア、特に鉄道車両をこよなく愛好する“車両鉄”にはたまらないはず。
なお予約販売は、シチズンウオッチ オフィシャルサイトおよび TRAINIART JRE MALL店にて12月7日まで受付中となっているが、場合によっては早期に受付を終了する可能性があるとのこと。販売期間終了後の再販売については現時点では未定とのことなので、気になっている人は早めの申し込みを勧めたい。
●製品仕様
■シチズンコレクション アナデジテンプ 鉄道開業150周年記念限定モデル
品番:JG2135-68E(1号機関車)、JG2130-61E(中央線201系)、JG2130-61F(山手線E235系)
価格(消費税込):3万8500円(1号機関車)、3万6300円(中央線201系、山手線E235系)
ケース径:32.5mm
ケース厚:8.0mm
ケース・バンド:ステンレス
ガラス:クリスタルガラス
ムーブメント:Cal.8989
防水性能:日常生活用防水